身をもって知った自主防災の大切さ

想定避難所避難者数の多い府県

7府県で最大値が8人~17人に一人

「最大想定避難所避難者数順の都府県リスト」に掲げた40都府県の中では、
「(08)愛知県」から「(14)大分県」までの7府県の最大値が、東日本大震災の際の「宮城県のピーク時避難所避難者数(7人に一人)」を下回ると同時に、阪神・淡路大震災の際の「兵庫県のピーク時避難所避難者数(17人に一人)」と同じかそれ以上になっています。

なお、「(08)愛知県」では「近畿と四国と九州大被災(基本ケース)地震が発生」という最小被害時に「避難所避難者数=19人に一人」、
「(09)香川県」では「東海大被災(基本ケース)地震が発生」という最小被害時に「避難所避難者数=31人に一人」、
「(10)奈良県」では「東海と近畿と四国と九州大被災(基本ケース)地震が発生」という最小被害時に「避難所避難者数=32人に一人」、
「(11)大阪府」では「東海と近畿と四国と九州大被災(基本ケース)地震が発生」という最小被害時に「避難所避難者数=68人に一人」、
「(12)京都府」では「東海と近畿と四国と九州大被災(基本ケース)地震が発生」という最小被害時に「避難所避難者数=114人に一人」、
「(13)岡山県」では「東海と近畿と四国と九州大被災(基本ケース)地震が発生」という最小被害時に「避難所避難者数=57人に一人」、
「(14)大分県」では「近畿大被災(基本ケース)地震が発生」という最小被害時に「避難所避難者数=39人に一人」
といった具合に被害程度の幅が大きいですので、
これら7府県については「『兵庫県のピーク時避難所避難者数(17人に一人)以上の人口比避難所避難者数の発生がありうる』という予測が出ている」という前提を置いての備えが必要です。