身をもって知った自主防災の大切さ

香川県についての被害想定

サマリー

香川県のイラスト地図

「南海トラフ地震」についての内閣府の避難所避難者数想定は「香川県では最大避難時(=最悪の場合)に8人に一人、で大震災のときの『兵庫県(県民17人に一人)』を上回る避難度」としています。

また、内閣府の被害想定は「香川県では『死者数』が最大被害時(=最悪の場合)に281人に一人、で大震災のときの『兵庫県(県民863人に一人)』を上回る」としています。

さらに、最大被害時(=最悪の場合)に
負傷者数』が(43人に一人で)大震災のときの『神戸市(市民104人に一人)』を上回り、
死者・負傷者数』も(37人に一人で)『神戸市(市民79人に一人)』を上回る、
全壊・焼失建物数』が(18人に一棟で)大震災のときの『宮城県(県民28人に一棟)』を上回る
としています。

「(最大時と最小時の差が非常に大きいですので)地震の起き方によっては香川県が被災地救援の重要拠点になりうる」とも思えるのですが、「ありうる」と指摘されたことについては重く受け止め、被災後のつらい思いをできるだけ軽くするために個人レベルで防災・減災への備えを可能な範囲でなされておくことも必要です。

なお、香川県では「活断層地震の発生」への備えも必要です。「県庁サイトの防災関連ページの閲覧方法」については「8.香川県での防災対策の基本」をご参照ください。