身をもって知った自主防災の大切さ

都府県別の想定避難者総数

サマリー

「南海トラフ地震」についての内閣府の想定避難者総数は、
40都府県全体で避難所避難者数の約2倍になっていますが、
「都府県別の想定避難所避難者数」のページに記した「最大想定避難所避難者数順の都府県リスト」の傾向と完全に一致しています。

比較可能な阪神・淡路大震災と東日本大震災の際の避難者総数をまだ見つけられませんので、次ページの「最大想定避難者総数順の都府県リスト」はご参考までに掲載しています。

なお、 首都直下地震での避難者総数の最大想定値(=最悪の場合)は東京都内53区市町村のほぼすべて(51区市町)が「7人に一人以上」であったのに対して、南海トラフ巨大地震での避難者総数の最大想定値(=最悪の場合)は40都府県中11府県が「6人に一人以上」とされています。
また、それら11府県の中にも南海トラフ巨大地震の起き方によっては避難者総数が最大想定値に達しない都府県が含まれるはずですから、
より軽度の被災都府県から行政レベルで支援の手がより重度の被災都府県に差し伸べられるのでしょうが、
被災後のつらい思いをできるだけ軽くするためには個人レベルで防災・減災への備えを可能な範囲でなされておくことも必要です。