身をもって知った自主防災の大切さ

長崎県についての被害想定

サマリー

長崎県のイラスト地図

「南海トラフ地震」についての内閣府の被害想定は「長崎県では最大被害・最大避難時でも『死者数』『負傷者数』『死者・負傷者数』『避難所避難者数』『避難者総数』『全壊・焼失建物数』が各々の40都府県総平均の最大値の数十分の一以下」としています。

ちなみに、各々の40都府県総平均の最大値は
死者数が349人に一人、
負傷者数が181人に一人、
死者・負傷者数が119人に一人、
避難所避難者数が23人に一人、
避難者総数が12人に一人、
全壊・焼失建物数が47人に一棟
となっています。

このことは「長崎県の被害・避難想定値が大震災時のものとしては大きくない」という言葉に置き換えられますが、「南海トラフ地震」などの大地震で被害者・避難者になったり店頭から商品が消えてその日の生活に困ったりする危険性もないわけではありませんから、被災後のつらい思いをできるだけ軽くするためには個人レベルで防災・減災への備えを可能な範囲でなされておくことも必要です。

なお、長崎県では「活断層地震火山噴火の発生」への備えも必要です。「県庁サイトの防災関連ページの閲覧方法」については「4.長崎県での防災対策の基本」をご参照ください。