身をもって知った自主防災の大切さ

大分県での想定死者数

4地震についての詳細想定値」へ

死者数が4地震の低避難率時で69人~146人に一人

人口比で読む東日本大震災被害」のページに記したように東日本大震災の際に宮城県の死者・行方不明者が200人に一人であったために私の身の回りで起きた様々なことや
人口比で読む阪神・淡路大震災被害」のページに記したように阪神・淡路大震災の際に神戸市の死者・行方不明者が333人に一人で兵庫県の死者・行方不明者が863人に一人であったことから類推すると、
大分県で想定されている96ケースの地震のいずれかが起きて「死者数が69人~59,010人に一人」という数字の最大値に近い被害を受けた場合は、大分県内に住んでおられる方も極めて深刻な事態に直面させられるものと推測されます。

なお、四つの地震の想定値は
東海地方が大きく被災する地震では死者数が118人~59,010人に一人、
近畿地方が大きく被災する地震では死者数が127人~59,010人に一人、
四国地方が大きく被災する地震では死者数が84人~59,010人に一人、
九州地方が大きく被災する地震では死者数が69人~59,010人に一人
となっています。

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4地震についての詳細想定値

また、もう少し詳細にみていくと、

(1)「早期避難者比率が低い場合」は
「東海大被災地震(陸側ケース)」で118人~127人に一人、
「近畿大被災地震(陸側ケース)」で127人~142人に一人、
「四国大被災地震(陸側ケース)」で84人~91人に一人、
「九州大被災地震(陸側ケース)」で69人~74人に一人

(2)「早期避難者比率が高く避難の呼びかけが効果的に行われた場合」は
「東海大被災地震(陸側ケース)」で3,934人~5,901人に一人、
「近畿大被災地震(陸側ケース)」でも3,934人~5,901人に一人、
「四国大被災地震(陸側ケース)」でも3,934人~5,901人に一人、
「九州大被災地震(陸側ケース)」で2,950人~5,901人に一人

(3)「早期避難者比率が低い場合」は
「東海大被災地震(基本ケース)」で119人~131人に一人、
「近畿大被災地震(基本ケース)」で130人~146人に一人、
「四国大被災地震(基本ケース)」で84人~91人に一人、
「九州大被災地震(基本ケース)」で69人~79人に一人

(4)「早期避難者比率が高く避難の呼びかけが効果的に行われた場合」は
「東海大被災地震(基本ケース)」で23,604人~59,010人に一人、
「近畿大被災地震(基本ケース)」で16,860人~59,010人に一人、
「四国大被災地震(基本ケース)」で19,670人~59,010人に一人、
「九州大被災地震(基本ケース)」で13,113人~59,010人に一人

という推定値になっています。