身をもって知った自主防災の大切さ

高知県での想定死者数

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  • 死者数が4地震で15人~162人に一人

死者数が4地震で15人~162人に一人

人口比で読む東日本大震災被害」のページに記したように東日本大震災の際に宮城県の死者・行方不明者が200人に一人であったために私の身の回りで起きた様々なことや
人口比で読む阪神・淡路大震災被害」のページに記したように阪神・淡路大震災の際に神戸市の死者・行方不明者が333人に一人で兵庫県の死者・行方不明者が863人に一人であったことから類推すると、
高知県で想定されている96ケースの地震のいずれかが起きて「死者数が15人~162人に一人」という被害を受けた場合は、高知県内に住んでおられる方も極めて深刻な事態に直面させられるものと推測されます。

なお、四つの地震の想定値は
東海地方が大きく被災する地震では死者数が30人~162人に一人、
近畿地方が大きく被災する地震では死者数が20人~127人に一人、
四国地方が大きく被災する地震では死者数が15人~100人に一人、
九州地方が大きく被災する地震では死者数が18人~117人に一人
となっています。

また、もう少し詳細にみていくと、
(1)「早期避難者比率が低い場合」は
「東海大被災地震(陸側ケース)」で30人~47人に一人、
「近畿大被災地震(陸側ケース)」で20人~30人に一人、
「四国大被災地震(陸側ケース)」で15人~22人に一人、
「九州大被災地震(陸側ケース)」で18人~24人に一人
(2)「早期避難者比率が高く避難の呼びかけが効果的に行われた場合」は
「東海大被災地震(陸側ケース)」で47人~96人に一人、
「近畿大被災地震(陸側ケース)」で37人~75人に一人、
「四国大被災地震(陸側ケース)」で29人~57人に一人、
「九州大被災地震(陸側ケース)」で36人~68人に一人
(3)「早期避難者比率が低い場合」は
「東海大被災地震(基本ケース)」で39人~57人に一人、
「近畿大被災地震(基本ケース)」で25人~36人に一人、
「四国大被災地震(基本ケース)」で18人~26人に一人、
「九州大被災地震(基本ケース)」で22人~29人に一人
(4)「早期避難者比率が高く避難の呼びかけが効果的に行われた場合」は
「東海大被災地震(基本ケース)」で75人~162人に一人、
「近畿大被災地震(基本ケース)」で57人~127人に一人、
「四国大被災地震(基本ケース)」で41人~100人に一人、
「九州大被災地震(基本ケース)」で53人~117人に一人
という推定値になっています。