身をもって知った自主防災の大切さ

高知県での想定避難所避難者数

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  • 避難所避難者数が4地震で2人~4人に一人

避難所避難者数が4地震で2人~4人に一人

人口比で読む東日本大震災被害」のページなどに記したように東日本大震災の翌日から3日間も仙台市民の10人に一人は避難所で過ごさざるを得なかったですし、宮城県全体でのピーク時避難所避難者比率は7人に一人でした。
また、阪神・淡路大震災のときの神戸市でのピーク時避難所避難者比率は6人に一人、兵庫県全体でのそれは17人に一人でした。

県外から来ていて帰宅困難者になられる方や避難所に身を寄せて避難者に数えられる方もいらっしゃるでしょうから乱暴な計算ではあるのですが、東日本大震災のときに見聞きした社会状況や阪神・淡路大震災のときに報道された胸が締め付けられるような映像から類推すると、高知県で想定されている96ケースの地震のいずれかが起きて「避難所避難者数が2人~4人に一人」という被害を受けた場合は、高知県内に住んでおられる方も極めて深刻な事態に直面させられるものと推測されます。

なお、四つの地震の想定値は
東海地方が大きく被災する地震では避難所避難者数が3人~4人に一人、
近畿地方が大きく被災する地震でも避難所避難者数が3人~4人に一人、
四国地方が大きく被災する地震では避難所避難者数が2人~3人に一人、
九州地方が大きく被災する地震でも避難所避難者数が2人~3人に一人
となっています。