身をもって知った自主防災の大切さ

宮崎県での防災対策の基本

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可能な範囲でベストをお尽くしいただければ

東日本大震災の発生を踏まえて宮崎県についてこのような想定被害が公表されたわけですから、国や都や各自治体はこれまでやってこなかったレベルの防災行政を展開し始めているのですが、防災対策の基本は多くの防災関連資料・書籍が記しているように「一人一人がわが事として防災・減災に備えること」です。

「(ご自身あるいはご家族が被害者や避難者になる危険性が残り、製造ラインと物流ルートの破損に人々の不安買いが加わって店頭から商品が消えてしまう可能性もある中で)内閣府の被害予測にあるような事態が起きた時にはどうするか」「被災後の生活再建の日々が過酷なものとならないように今何をしておくべきか」といったことについて、可能な範囲でベストをお尽くしいただければ幸いと考えます。

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南海トラフ以外の地震の発生」へのお備えも

なお、宮崎県で過去に起きた地震やこれから起きうる地震については「宮崎県に被害を及ぼす地震(リンク先:文部科学省地震調査研究推進本部『宮崎県の地震活動の特徴』)」に記されているとおりですけれども、
(1995年に阪神・淡路大震災が発生するまで地震災害の代表例のように扱われていた1968年の「えびの地震(リンク先:国土交通省九州地方整備局『主な災害の概要:えびの地震』)」がマグニチュード6.1で相対的に軽度な地震だったと分かるぐらい)宮崎県では共にマグニチュード7クラス南海トラフとは別の海溝型地震活断層地震とが数多く発生しています。

加えて「南海トラフで発生するマグニチュード8~9クラスの地震の30年以内発生確率=70%程度」という国の予測もあるのですから、
宮崎県にお住いの方々は個人的にも自主防災態勢の整備に取り組んでおかれる必要があります。

火山噴火の発生」などへのお備えも

また、個人的に自主防災態勢を整えられる際には、地震の発生に加えて鹿児島県との県境に位置する霧島山(リンク先:国土交通省気象庁『九州地方の活火山:霧島山』)の噴火についても視野に入れておかれるべきでしょうから、
お時間をおとりになれる方には宮崎県庁ホームページの大分類「暮らし・教育」の中にある
中分類「防災」内の小分類「防災に関する各種計画 」の中にある「宮崎県地域防災計画」内のPDFファイル「宮崎県地域防災計画(平成28年3月修正)第1巻第2編:地震災害対策編」の41~54ページに掲載されている「日向灘地震」「えびの・小林地震」「東南海・南海地震」「南海トラフ巨大地震」の被害想定、
同じく中分類「防災」内の小分類「火山災害情報」の中にある「霧島山の火山活動に関する情報提供」内の記事・資料や
えびの高原の火山ガス(二酸化硫黄)観測情報について」内の記事・資料など
中分類「防災」内にある記事・資料の中で興味を持たれたものについての閲覧を試みられることをお勧めいたします。