福岡県での防災対策の基本
可能な範囲でベストをお尽くしいただければ
東日本大震災の発生を踏まえて福岡県についてこのような想定被害が公表されたわけですから、国や自治体はこれまでやってこなかったレベルの防災行政を展開し始めているのですが、防災対策の基本は多くの防災関連資料・書籍が記しているように「一人一人がわが事として防災・減災に備えること」です。
「内閣府の被害予測にあるような事態が起きた時にはどうするか」「被災後の生活再建の日々が過酷なものとならないように今何をしておくべきか」といったことについて、可能な範囲でベストをお尽くしいただければ幸いと考えます。
県庁サイトの防災関連ページのご閲覧をぜひ
非常に難しい「地震の発生時期予測」
なお、福岡県で過去に起きた地震やこれから起きうる地震については一つ前のページでリンクを貼った「福岡県に被害を及ぼす地震（リンク先：文部科学省地震調査研究推進本部『福岡県の地震活動の特徴』）」に記されているとおりですけれども、
福岡県では２００５年（平成１７年）３月に発生し福岡市内の２区などで最大震度６弱を記録した「福岡県西方沖地震（リンク先：福岡管区気象台・地震と津波の資料『２００５年３月２０日の福岡県西方沖の地震』）」について県の震災対応調査点検委員会報告書が「これまで知られていない海底の断層が動いた」と記していることに象徴されるように、
「地震の発生時期を予測すること」は非常に難しいことです。
「活断層地震の発生」などへのお備えも
幸い福岡県庁では「福岡県防災ホームページ」を設けていますので、お時間をおとりになれる方には
同サイトの大分類「地域防災計画」内の中分類「福岡県地震・津波に関する防災アセスメント調査報告書」の中にある小分類「福岡県地震に関する防災アセスメント調査報告書」内のＰＤＦファイル「第３編 被害想定 ３．人的被害の想定」の３３８～３４６ページにある市町村別の活断層地震の被害想定、
同じく大分類「防災に関する知識・資料」内で提供されている様々な記事・資料の中で興味を持たれたもの
についての閲覧を試みられることをお勧めいたします。