滋賀県での防災対策の基本
可能な範囲でベストをお尽くしいただければ
東日本大震災の発生を踏まえて滋賀県についてこのような想定被害が公表されたわけですから、国や都や各自治体はこれまでやってこなかったレベルの防災行政を展開し始めているのですが、防災対策の基本は多くの防災関連資料・書籍が記しているように「一人一人がわが事として防災・減災に備えること」です。
「（ご自身あるいはご家族が被害者や避難者になる危険性が残り、製造ラインと物流ルートの破損に人々の不安買いが加わって店頭から商品が消えてしまう可能性もある中で）内閣府の被害予測にあるような事態が起きた時にはどうするか」「被災後の生活再建の日々が過酷なものとならないように今何をしておくべきか」といったことについて、可能な範囲でベストをお尽くしいただければ幸いと考えます。
県庁サイトの防災関連ページのご閲覧をぜひ
「南海トラフ以外の地震の発生」へのお備えも
なお、滋賀県で過去に起きた地震やこれから起きうる地震については「滋賀県に被害を及ぼす地震（リンク先：文部科学省地震調査研究推進本部『滋賀県の地震活動の特徴』）」に記されているとおりですけれども、共にマグニチュード７クラスの陸域の浅いところで発生する地震と沈み込むフィリピン海プレート内のやや深いところで発生する地震とが数多く含まれていますので、 このことは「滋賀県の方々は南海トラフ地震以外の地震での被災にも備えておく必要がある」ということを意味します。
「南海トラフ地震の発生」などへのお備えも
また、個人的に自主防災態勢を整えられる際には、「南海トラフ地震が発生したときのイメージトレーニングができているかいないか」も含めて結果に大きな差が生まれてしまいますので、
お時間をおとりになれる方には滋賀県庁ホームページ内の「滋賀県防災ポータル」からリンクが張られている「滋賀県防災情報マップ」の大分類「防災トピック・お知らせ」の中にある中分類「おすすめ防災マップから選択」内の「地震リスクマップ 」と同じく中分類「自然災害をもっと学ぼう」の中にある小分類「地震リスクとは」内の記事・資料、
同じ大分類「防災トピック・お知らせ」の中にある「滋賀県地震被害想定（平成２６年改訂版）」内の「琵琶湖西岸断層帯地震」「花折断層帯地震」「木津川断層帯地震」「鈴鹿西縁断層帯地震」「柳ヶ瀬・関ヶ原断層帯地震」「南海トラフ巨大地震（基本ケース）」「南海トラフ巨大地震（陸側ケース）」についての（市町村別人的被害・建物被害・避難者数・帰宅困難者数などの）想定結果一覧表ＰＤＦファイル、
同じく大分類「防災関連情報」の中にある中分類「防災知識」内の「個人木造住宅への耐震シェルター等の普及事業 」とＰＤＦファイル「個人木造住宅への耐震シェルター等の普及事業パンフレット」といった記事・資料、
の中で興味を持たれたものについての閲覧を試みられることをお勧めいたします。