近畿大被災(陸側+低避難)の想定死者数
死者数が410人~558人に一人
「人口比で読む東日本大震災被害」のページに記したように東日本大震災の際に「宮城県の死者・行方不明者数が県民200人に一人」であったために私の身の回りで起きた様々なことから類推し、
「人口比で読む阪神・淡路大震災被害」のページに記したように阪神・淡路大震災の際に「神戸市の死者・行方不明者数が333人に一人」で「兵庫県の死者・行方不明者数が863人に一人」であったことを思い返すと、
想定されている「『近畿地方大被災ケース』の中の地震動が『陸側ケースの場合』で津波避難が『(明日にも発生して)早期避難者比率が低い場合』」の地震が起きて「死者数が410人~558人に一人」という数字の最大値に近い被害を受けた場合は、
自治体別のページで触れているように、重度の被災県に住んでおられる方が相当深刻な事態に直面させられるものと推測されます。
なお、40都府県中11県[全体の28%]では死者数の最大想定値(=最悪の場合)が12人~814人に一人、
その中の9県[全体の23%]では死者数の最小想定値(=最良の場合)も15人~615人に一人
となっています。
また、40都府県総平均の最大想定死者数は410人に一人、最小想定死者数は558人に一人、で共に阪神・淡路大震災の際の「兵庫県の死者・行方不明者数(県民863人に一人)」を上回っています。