神奈川県での首都直下地震被害想定(5/6)

神奈川県庁資料「相模トラフ沿いの最大クラスの地震による震度分布」

「相模トラフ沿いの最大クラスの地震による震度分布」[引用元:地震被害想定調査報告書「第2章 『2.4 地震動の予測』」

神奈川県庁による「相模トラフ沿いの最大クラスの地震」の最大被害想定値

加えて、「参考地震としてのマグニチュード8.7の『相模トラフ沿いの最大クラスの地震』」の(発災時に各地域の平均風速の風が吹いていたときの)最大被害想定値について、「(2015年3月に公表された)地震被害想定調査報告書」は、次のように記しています。

(1)冬の朝5時に発生した場合の「『津波による死者数』と『逃げまどいによる死者数』を除いた死者数」が40,000人、
冬の平日の深夜0時に発生した場合の「津波による死者数」が113,910人、
冬の平日の夕方18時に発生した場合の「二つの予測手法で多かった方の『逃げまどいによる死者数』」が19,120人、
なので『全要因による死者数』は173,030人、

(2)夏の昼12時に発生した場合の「『津波による負傷者数』と『逃げまどいによる負傷者数』を除いた負傷者数」が287,700人、
冬の平日の深夜0時に発生した場合の「津波による負傷者数」が6,370人、
冬の平日の夕方18時に発生した場合の「二つの予測手法で多かった方の『逃げまどいによる負傷者数』」が20,350人、
なので『全要因による負傷者数』は314,420人、

(3)夏の昼12時に発生した場合の「『津波による死者・負傷者数』と『逃げまどいによる死者・負傷者数』を除いた死者・負傷者数」が307,830人、
冬の平日の深夜0時に発生した場合の「津波による死者・負傷者数」が120,280人、
冬の平日の夕方18時に発生した場合の「二つの予測手法で多かった方の『逃げまどいによる死者・負傷者数』」が39,470人、
なので『全要因による死者・負傷者数』は467,580人、

(4)冬の平日の夕方18時に発生した場合の『全壊・焼失建物棟数』が(冬の平日の深夜0時に発生した場合の『津波による全壊建物』を6.7%分含みますけれども)833,910棟、

(5)冬の平日の夕方18時に発生した場合のピーク時となる発生1日目から3日目にかけての『避難所避難者数』が2,975,440人で『(避難所外避難者を加えた)避難者総数』が4,888,110人、

6)冬の平日の夕方18時に発生した場合の地震発生直後の『帰宅困難者数』が610,660人、

(7)冬の平日の夕方18時に発生した場合の『エレベータ閉じ込め者数』が10,280人