記録映像「特別扱いのうしろめたさ」

定義如来と門前町

定義如来西方寺とその門前町

もくじ

  • アイスショーでの演技とインタビュー映像など
  • なじみの店での励まし映像も
    • 「自分が頑張る。そうすればみんなが喜ぶ」「はい」
    • 「地元の神社」は定義如来西方寺


アイスショーでの演技とインタビュー映像など

次のパートでは
「だが、将来を期待される羽生に救いの手が差し伸べられる。震災直後から全国各地のアイスショーに招かれた。震災の10日後には別のスケートリンクで練習を再開することもできた。けれど、その幸運が羽生を苦しめることとなった。(自身が身を置いた)避難所の写真を見ては複雑な思いをかみしめる夜が続いたという。特別扱いされたことのうしろめたさ。一方でメディアは被災した羽生に注目した。『震災を乗り越えて戦う仙台の希望の星』と」というナレーションと、

その間に入る羽生選手の「『被災地にまだいる人たちに対して本当に申し訳ないな』って思いました。『自分のスケートのために自分だけが逃れていて、本当にいいのかな』っていう感じでしたね。『ただのスケーターなのに』っていう思いが強かったです。『仙台のスケーターとかそういうのじゃなくて、羽生結弦としてのスケーターなのに何でこんなに重いものを背負わなければいけないのだろう』って」というコメントをバックにして、

各地のアイスショーで演技する映像や羽生選手へのインタビュー映像などがまずありました。

なじみの店での励まし映像も」へ

なじみの店での励まし映像も

「自分が頑張る。そうすればみんなが喜ぶ」「はい」

また、その後に「2011年夏(テロップでは8月)、地元の神社を訪ねた羽生はなじみの店でこんな励ましを受けていた」というナレーションを受けて、
店主の方と羽生選手との間で交わされた「頑張ってね」「ありがとうございます」
「『頑張ろう東北』なんて書かなくていいからね。自分が頑張る。そうすればみんなが喜ぶ」「はい」
「頑張ってください」「はい、ありがとうございます」というやり取りの映像が続きました。

「地元の神社」は定義如来西方寺

このやり取りの前に「お堂に向かって羽生選手が2度頭を下げ数秒間手を合わせている映像」が入っているので、編集段階で「2礼2拍手1礼の一部=神社」と間違えたのだと思いますが、
お堂と羽生選手との間に見える立札には「念仏会」とか「五重塔」という文字が読み取れますし、ここはほとんどの仙台市民が知っている(アイスリンク仙台の西20キロメートルのところにある)定義如来西方寺というお寺で、
門前町にあった「なじみの店」は映像から「名物元祖やきめし清水館」という焼きおにぎりの販売などをされているお店と特定することができます。