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- 死者及び負傷者数が4タイプの地震とも132人~265人に一人
死者及び負傷者数が4タイプの地震とも132人~265人に一人
「人口比で読む東日本大震災被害」のページに記したように東日本大震災での「宮城県の負傷者数は県民566人に一人」なのですが、
「宮城県まとめの被害概要(リンク先:宮城県『東日本大震災の被害状況一覧表(公表日:2021年4月8日)』)」でも「多くの方が亡くなったり行方不明になった『女川町』『南三陸町』『石巻市』『気仙沼市』『多賀城市』『七ヶ浜町』での負傷者数」は依然としてすべて「不明=0人」扱いとなっていますので、
「宮城県での人口比負傷者数はこんなものではない」としか今は言うことができません。
負傷者数が分からない中で人口比の死者及び負傷者数を正しく把握することは不可能ですので、「人口比で読む阪神・淡路大震災被害」のページに記したように阪神・淡路大震災の際に「神戸市の死者・行方不明・負傷者数が市民79人に一人」で「兵庫県の死者・行方不明・負傷者数が県民119人に一人」であったことを思い返すと、
内閣府が想定している「(各々に『二つの強震動生成域ケース』と『六つの季節・時間帯・風速ケース』と『二つの避難率ケース』がある)『東海地方大被災ケース』『近畿地方大被災ケース』『四国地方大被災ケース』『九州地方大被災ケース』」という4タイプの地震のいずれかが起きて「山梨県での死者及び負傷者数が県民132人~265人に一人」という数字の最大想定(=最悪の場合)に近い被害を受けた場合は、
山梨県内に住んでおられる方も相当深刻な事態に直面させられるものと推測されます。
なお、4タイプの地震別の想定値は
東海地方大被災ケースでは死者及び負傷者数が県民132人~265人に一人、
近畿地方大被災ケースでも死者及び負傷者数が県民132人~265人に一人、
四国地方大被災ケースでも死者及び負傷者数が県民132人~265人に一人、
九州地方大被災ケースでも死者及び負傷者数が県民132人~265人に一人
となっています。