二大震災前の公表発生確率

自然災害のイメージ

自然災害のイメージ

もくじ


二大震災は「発生確率20%以下」のときに発生

阪神・淡路大震災」は発生直前の「30年以内の地震発生確率(リンク先:文部科学省地震調査研究推進本部『海溝型地震の長期評価の概要』)」が「兵庫県南部地震=0.02~8%」とされていたときに、
また、同じ資料の最下部に書かれていますが、「東日本大震災」は「東北地方太平洋沖地震発生直前の30年以内の地震発生確率=10~20%」とされていたときに、
起きています。

いくつもの地震が『発生確率60%以上』」へ

いくつもの地震が「発生確率60%以上」

 

一方、2015年1月1日を算定基準日とする「30年以内の地震発生確率(リンク先:文部科学省地震調査研究推進本部『海溝型地震の長期評価の概要』)」では、
「M8~M9クラスの南海トラフ地震=70%程度」「M6.9~M7.6の茨城県沖地震=70%程度」「M7.1前後の日向灘のひとまわり小さいプレート間地震=70~80%程度」「M6.7~M7.3の相模トラフ沿いのプレートの沈み込みに伴う地震=70%程度」など、
いくつもの地震が「阪神・淡路大震災」「東日本大震災」の直前よりもかなり高い数値で公表されています。

『防災マインドの強化』がより必要に」へ

「防災マインドの強化」がより必要に

ですので、今の日本では、
「いつどこで起きるか分からないけれども、大きな地震で被災する可能性があって、そのときは被災者の一人として行動せざるを得なくなる」
という認識を持って防災マインドを強めておく必要性がかなり高まっているように思えます。