着手は被災後12日目から
「『自宅での第1ステージの復旧作業終了の翌日』という絶妙のタイミングの日に」ということになりますが、3月22日(被災から12日目、火曜日)にセブンイレブンが「常温で数日間保存できる初めて見るタイプの弁当」の販売を始めてくれ、「まもなく他店でも食料品の販売が再開されるだろう」と思えるようになったところから、
3月22日の日の夜に行った「本箱上で外れた『家具突っ張り棒(家具転倒防止伸縮棒)』の再取り付け作業」を皮切りに、
まさに第2ステージの復旧作業である「日常生活を取り戻すための後片付け」への取り組みをスタートさせました。
一段落したのは被災から2か月後
ただ、この再取り付け作業をやったことで「壁面に沿って一体となって連なる本箱が転倒してその後の後片付け作業に相当大きなダメージを与える危険性」を減らせたはずだと思い込み、3月23日(被災から13日目、水曜日)以降は粛々と後片付け作業に取り組んでいたのですが、
「大震災から28日目(約1か月後)にあたる4月7日の『震度6弱』の余震(リンク先:仙台市「東日本大震災の余震」)」が深夜に発生したことで、4月7日の夜から8日の早朝にかけては徹夜で「第1ステージの後片付け作業」を再びいや応なしにやらざるを得なくなりました。
まさに「『4月逆流』の発生」と題されてもよい大事件で、徹夜の数時間で片付かなかった分をこなすためにさらに数日間の復旧作業が必要となりましたので、「『追加の防災対策』や『破損品の買い直し』への取り組み開始時期」はさらに先のことになってしまいました。
結果、5月8日(被災から59日目、日曜日)のゴールデンウィーク最終日になってやっと、第2ステージの復旧作業にあたる「(平日の夜と土・日・祝日のほとんどとを使った)2か月前までの日常生活を取り戻すための後片付け」が一段落しました。
「書類・書籍の散乱防止」については今も後悔
なお、会社でと同じように「この後、段ボール箱に仮収容した『散乱した書類と書籍』をほとんど参照できなくなった」というもう一つの被害によるダメージは自宅でも大きく、
「家具の固定化対策を行なっていたことで本箱の転倒は避けられたけれども、本箱などからの書類・書籍の散乱防止対策は、会社でと違って来客された方に『オタクはずいぶんと用心深いのですね』などと言われる可能性は皆無だったのですから、自宅内でならできていたはず」
と今もって後悔させられています。