「家具類（最大２０％）」についての査定

５品目中４品目を「破損品」と認定

「家具類」では、「食器戸棚」「タンス」「サイドボード・仏壇」「机・イス」「食堂セット」の各々の中に１点でも破損品があれば４％の破損数という計算で最大２０％になると推測していたのですが、

• 「食器戸棚」はかたちがゆがみ、ガラスが欠け、中の棚板も落下してますね。
• 対象品目としての「タンス」は「桐箪笥のような二段重ねのタンス」ですので、クロゼット内で傷付いた二段重ねでないタンスなどは査定対象外で、「タンスには破損がなかった」という評価になります。
• 「サイドボード・仏壇」関係では、
  対象品目としての「サイドボード」は「畳一畳を横に置いたときの大きさに近いサイドボード」ですから、「いわゆるチェスト」などは査定対象外で、「サイドボードについては該当品なし」ですけれども、
  落下して大きく破損した「上置き仏壇」は間違いなく「仏壇」ですから、
  「品目としての『サイドボード・仏壇』については破損があった」という評価になります。
• 「机・イス」関係では、書斎の机は変形してますし、イスもきしみ音を発するレベルまで傷んだことが分かります。
• 「食堂セット」も特に「食卓」については、落下物が一度ぶつかって再び床へ落ちる中間ポイントにあったので、新しい傷が加わっているし揺れ動き度が被災前より大きくなっているのだろう、と推測します。

というコメントがあって、この分類では５分の４の対象品目について破損が認められました。