物品の散乱 | 被災状況

物品散乱のイメージ

物品散乱のイメージ

もくじ


物品の散乱ページ群の構成

「2度の『震度6弱地震』の被災で起きた『物品の散乱』」を記した本ページ群は、
このページ内をスクロールした先に置かれた「あり得ないレベルの散乱」と、その下に置かれたナビゲーションボタンなどから各々のページにジャンプできる「会社内での物品の散乱」「自宅内での物品の散乱」との、
3ページ構成になっています。

あり得ないレベルの散乱」へ

あり得ないレベルの散乱

物品の転倒・転落・横移動・破損などを原因として会社内と自宅内とで発生した「平均すると30cmぐらいの厚さの散乱物の山があたり一面に広がっている」という光景は、見た人でないとイメージしにくい、すさまじいものでした。
お見舞いの電話を下さった方々には今でも「そんな状況の中で電話に出ていたのか」と気付けていただけていないのだろう、と推測しています。

また、物品の散乱をめぐっての記述は、新聞・テレビの報道などで津波被災地域での凄惨な被災状況に心を痛められた方々にとって「『被災とは無縁』と思っていた内陸部でもそういったことが起きていたのか」という初耳に類する情報なのではないか、とも考えています。

私は物質面では中・軽度の被災者の一人ですが、「どのような巨大災害が発生した時にも『物心両面できわめて重度の被災をされた方』から『きわめて軽度の被災で済んだ方』まで幅広いり災の程度があって、り災の程度が軽ければ軽いほどその範囲内に入られる方の数が多いピラミッド型になるはずだから、被災者予備軍の方々が自主防災対策を検討される際にご参考になりうる何かを私レベルの被災体験の記録の中にも書きしるせるのではないか」と考え、サイト内での記事改訂を重ねているところです。

このページ群では、(「何の対策もとらずに時の流れに身を任せることで後悔される方々が一人でも少なくなりますように」と念じながら)、「3月11日の東日本大震災」と「4月7日の大余震」のときに起きた「物品の散乱」について、「会社内での物品の散乱」、「自宅内での物品の散乱」に分けて、以下のページに記述します。

▶次のページ 2.会社内での物品の散乱