身をもって知った自主防災の大切さ

その他区市町村の想定負傷者数

その他9区市町村の場合」へ

平時とはけた違いな負傷者とご家族の負担」へ

11区市で最大値が135人に一人以上

「(34)世田谷区」から「(44)小金井市」までの11区市では、
負傷者数の最大値の想定されている地震タイプが
「東京湾北部地震」は4区、
「多摩直下地震」は1区3市、
「立川断層帯地震」は3市、
とされていますけれども、
阪神・淡路大震災の際の「兵庫県の負傷者数(138人に一人)」を上回っています。

その他9区市町村の場合」へ

その他9区市町村の場合

また、これらを下回る「(45)三鷹市」から「(53)奥多摩町」までの9市町村では、
負傷者数の最大値の想定されている地震タイプが
「多摩直下地震」は5市1村、
「元禄型関東地震」は1市、
「立川断層帯地震」は2町、
とされています。

平時とはけた違いな負傷者とご家族の負担」へ

平時とはけた違いな負傷者とご家族の負担

改めて言及するまでもなく、震災時には多くの建物が壊れたり焼失し、多くの方が負傷をし、社会インフラが傷むことなどで多くの方が生活面で多大な困難に直面させられます。

が、そのような状況下で比較的軽度の被災区市町村にあっても、負傷された方とそのご家族は、
大病院が重度の負傷者用のベッドを確保するために入院中の患者さんに帰宅してもらったり、
医院・クリニックが建物の傷みやスタッフの通勤難で閉院になったり、
薬局が在庫切れの薬の提供を中止する
ような環境下で、最低限の手術と治療と投薬しか受けられなくなるなど、かなりつらい思いをなさるものと推測されますので、これを回避するための事前の努力は個人レベルで必要となります。