身をもって知った自主防災の大切さ

「建設バブルで被災地復興に遅れ」という大問題

被災者の声は「被災地のことを忘れたような政治はもう終わりにして欲しい」

4日前(2014年7月25日)に放映された「東日本大震災被災地復興正念場の夏~"建設バブル"と被災地~」では

  • 「誘致に成功した『東京オリンピック』関連工事と『アベノミックス』による全国的な公共工事の発注増の影響で宮城・岩手・福島3県では極端な大工さん不足が起きている」

  • 「そのため建設工事のスケジュールは遅れ遅れになり、発注単価が決められている公共工事については入札不調が続発して請負工事業者すら決められない状況にある」

  • 「このままでは『5年間と定められている集中復興期間』が終わっても四分の一の災害公営住宅が完成しない見通しだが、国は『6年目以降も引き続き財政負担をする』との言明を避けている」

  • 「大震災から3年以上が経過したことで耐用年数切れの仮設住宅の傷みも目に付くようになったし、9万人もいる仮設住宅生活者の方々の健康状態が悪化していることを示す調査結果もある」

  • 「『被災地のことを忘れたような政治はもう終わりにして欲しい』という被災者の声にもう一度耳を傾けてみる必要があるのではないか」
といったメッセージが発せられていました。