身をもって知った自主防災の大切さ

青梅市での想定死者数

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  • 死者数が立川断層帯地震で1,325人~1,863人に一人

死者数が立川断層帯地震で1,325人~1,863人に一人

首都直下地震などの想定死者数は、南海トラフ地震の被害想定と違って、「人口比で読む東日本大震災被害」のページに記したように東日本大震災の際に宮城県の死者・行方不明者が200人に一人であったために私の身の回りで起きた様々なことからの類推が必要とされないレベルにあります。

が、「人口比で読む阪神・淡路大震災被害」のページに記したように阪神・淡路大震災の際に神戸市の死者・行方不明者が333人に一人で兵庫県の死者・行方不明者が863人に一人であったことを思い返すと、
青梅市で想定されている「首都直下地震としての『東京湾北部地震』と『多摩直下地震』、海溝型地震としての『元禄型関東地震』、活断層で発生する地震としての『立川断層帯地震』」という四つの地震のいずれかが起きて「死者数が最大時で1,325人に一人」という数字の最大値に近い被害を受けた場合は、
青梅市民でお亡くなりになられた方の関係者の方々が 「被災後の混乱の中で深刻な事態に直面」させられるものと推測されます。

というのも、青梅市は昼間人口(リンク先:東京都の統計『東京都の平成22年の昼間人口(平成25年3月19日公表)』)が夜間人口を0.9倍と下回っている市でありますし、
「東京湾北部地震」「多摩直下地震」「元禄型関東地震」「立川断層帯地震」の四地震とも
『昼・夕の四つのシーン』と就寝中の方が多いと思われる『冬の朝5時の二つのシーン』との間に大きな想定値の差がないからです。

なお、四つの地震の想定値は
立川断層帯地震では死者数が1,325人~1,863人に一人、
多摩直下地震では死者数が4,054人~5,743人に一人、
元禄型関東地震では死者数が17,230人~22,973人に一人、
東京湾北部地震では死者数が二つのシーンで137,838人に一人、残り4シーンで「死者数=0人なので計算できず」
となっています。