身をもって知った自主防災の大切さ

Nスペ「カラーでよみがえる東京」再々放送視聴のお勧め

もくじ

  • 再々放送視聴のお勧め
  • 「お勧め」の理由
    • 「関東大震災」と「東京大空襲」の部分だけでも大変な情報量
    • 「首都直下地震」発生後の激変への参考材料に

再々放送視聴のお勧め

およそ2か月前の2014年10月中・下旬に放映・再放映されたNHKスペシャル「カラーでよみがえる東京 ~不死鳥都市の100年~」が2015年1月1日の夕方(1日午後4時45分~5時58分)にNHK総合チャンネルで再々放送されますので、録画なされるなどして視聴されることをお勧めいたします。

この2か月間には「政府の地震調査委員会が東京都庁周辺での『今後30年以内に震度6弱以上の揺れに見舞われる確率』を従来予測のほぼ2倍へ改定」という無視できないニュースもありましたけれども、ご視聴をお勧めする主な理由については10月21日付の投稿記事「Nスペ『カラーでよみがえる東京』再放送視聴のお勧め」と同じですので以下に再掲をいたします。

『お勧め』の理由」へ

「お勧め」の理由

「関東大震災」と「東京大空襲」の部分だけでも大変な情報量

NHKの特設サイトでは
「世界の巨大都市の中で、東京だけが経験してきた歴史がある。
100年の間に震災と戦争によって2度焼け野原となり、そこから不死鳥のようによみがえった不屈の歩みだ。
それはどのように成し遂げられたのか?
NHKは、東京を撮影した白黒フィルムを世界中から収集、フランスのプロダクションと協力して現実にできるだけ近い色彩の復元に挑んだ。
色を取り戻した映像からは、2度の破壊のすさまじさ、そこから立ち上がった庶民の喜怒哀楽など、歴史のリアルな手触りが生き生きと伝わってくる。」
と紹介されていたこの番組でしたが、

「関東大震災」と「東京大空襲」の部分だけでも、これまで見てきた白黒の写真と映像とは比較にならない情報量で、
(もちろん木と紙で造られた民家・商家の数とそれらの耐震基準が当時と比べて大きく違うということはありますが、それでも今)
「首都直下地震が起きたらこんな東京になってしまうのかな」と、発生したときに起きうることを具体的に想起させられるレベルの価値ある番組になっていました。

「首都直下地震」発生後の激変への参考材料に

個人的には、今の警視庁と同じ場所にあった旧庁舎の玄関を入ったところに殉職された数多くの警察官の方々のプレートが置かれていて、その大多数は「関東大震災」と「東京大空襲」のときに亡くなられていたのですが、この番組によってそのときの状況をより詳細にイメージすることができました。

もとより、このNHKスペシャルは「首都直下地震」発生後に起きる個人生活も含めた産業・経済・社会の激変を扱っておりませんが、それでも防災・減災を考えられるときの参考材料になりうる番組と評せます。可能であればご一見を、と勧めさせていただきます。

(投稿日:2014/12/28  更新日:2017/04/15)

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