身をもって知った自主防災の大切さ

「り災証明書」のページ群を改訂いたしました

関係書類などを参照して大幅に改訂

「『り災証明書の取得』と『そのことで活用できるようになった諸支援制度の申請』とに関係する書類や手紙や対話メモのほとんど」を参照できるようになりましたので、
システムダイアリーの「1日を14時間に分けて記入できるタイムテーブル」とも突き合わせて、
「被災体験」内の「り災証明書(半壊認定が活きた「り災証明書」)」ページ群の中の各ページを大幅に改訂いたしました。

『証拠となる書類と助言者の確保の重要さ』を改めて認識」へ

「証拠となる書類と助言者の確保の重要さ」を改めて認識

一連の改訂作業を行なってきて、
「『所得税の減免』を税務署の人に適正に処理してもらうためには『証拠となる書類』を提示できるように保管体制をしっかりさせておくこと」と
「り災証明書が『一部損壊』認定と『半壊』認定とでは対象となる支援制度が大きく変わってきますので、被災実態が境界線付近となったときに訴求力不足で低い方へ区分けされないように助言者を確保しておくこと」
とが重要だな、と改めて認識させられました。

『窓口での作業ミス防止は被災者がやるしかない』とも認識」へ

「窓口での作業ミス防止は被災者がやるしかない」とも認識

また、東日本大震災では自治体の行政責任を追及する住民訴訟も相次いでいるわけですが、
支援制度の申請窓口に投入されていた学生アルバイトと思える臨時職員の人を見ていて「申請者に間違ったことを教えるのではないか」とか「誤った事務処理をしてしまうのではないか」と思い、
普通の職場では特定の人の作業への苦情が多ければ辞めてもらうことになるのでしょうけれども、苦情を申し立てる人は被災者全体の一部でしょうから苦情が累積する前に申請窓口が閉鎖されてしまうだろうという構図の中で、
被災者をさらに苦しめるようなミスの発生を事前に防止するためには「いつもの自治体窓口とは作業精度が相当に違うから、よく報道されている『外国のお役所窓口での不正確な作業処理体験』と同じようなことが起きがちな現場にいる」と認識して(幸い日本語で対話ができるのですから)今後の作業処理や疑問に思える点についての確認を心掛けられることも重要ではないか、
と考えるようにもなりました。

『シュミレーション素材』としてのご利用を」へ

「シュミレーション素材」としてのご利用を

「り災証明書」取得までの経緯」のページ冒頭で紹介したダイヤモンド社の出版書籍は「災害発生時には身の安全を守り、次いで生活再建の大きな手助けになる『り災証明書』の発行手続きを速やかに行うこと」と記していますが、「(『半壊』認定の)り災証明書」を取得するまでとその後に起きたことのおおよそは今回の改定作業でご紹介できたものと思います。
万一に備えてのシュミレーション素材としてご利用いただけることがあれば幸い、と考えます。

(投稿日:2014/10/13  更新日:2017/04/15)

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