身をもって知った自主防災の大切さ

人口比で読む東日本大震災被害

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宮城県と仙台市での被害状況

宮城県の場合

東日本大震災について、被災状況をそれなりに把握できる私の住んでいる地域に絞って振り返ってみると、
宮城県まとめの被害概要(リンク先:宮城県『東日本大震災における被害等状況(公表日:2013年5月10日)』)」は、
宮城県の死者・行方不明者を11,744人、
負傷者を4,144人(死者・行方不明・負傷者は15,888人)、
全壊した住宅を82,855棟
と記しています。

仙台市の場合

また、仙台市の死者・行方不明者を934人、
負傷者を2,271人(死者・行方不明・負傷者は3,205人)、
全壊した住宅を30,005棟
と記しています。

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宮城県と仙台市での避難状況

一方、「宮城県まとめの避難状況(リンク先:宮城県『平成23年3月 地震被害等状況及び避難状況(公表日時:2011年3月14日18時)』)」は、
集計上ピーク時となった3月14日夕刻の宮城県の避難者数が320,885人、
そのうちこの日(3月14日)の朝から集計に反映されるようになった仙台市の避難者数が96,710人
と記しています。

が、仙台市の「東日本大震災 仙台市 震災記録誌-発災から1年間の活動記録-」はPDFファイル「第5章:発災直後の生活復旧」内の141ページに
仙台市のピーク時避難者数を「3月12日=105,947人」とするグラフを載せていますので、
宮城県の避難者数のピークは「3月12日に少なくとも約33万人」
であったものと思われます。

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人口比で読むと驚くような数字に

宮城県の場合

そこで、「東日本大震災直前(2011年3月1日)の宮城県の推計人口(リンク先:宮城県『統計データ/宮城県推計人口(月報)(統計表:平成23年3月1日)』)」は2,346,853人で、「仙台市の推計人口(リンク先:仙台市『統計情報せんだい(推計人口:H23.03)』)」は1,046,737人でしたから、これらの数字を掛け合わせてみると、
宮城県では
死者・行方不明者が200人に一人、
負傷者が566人に一人、
ピーク時避難者が7人に一人となり、
戸建て住宅も集合住宅もある中での粗い計算ですけれども全壊住宅が28人に一棟が、
ということになります。

仙台市の場合

また、仙台市でも
死者・行方不明者が1,121人に一人、
負傷者が461人に一人、
ピーク時避難者が10人に一人となり、
戸建て住宅も集合住宅もある中での粗い計算ですけれども全壊住宅が35人に一棟
ということになります。

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被災者の生活は違った次元へ移行

宮城県内に多くの親類縁者を持たれない方にとっては「だからなに?」という数字かもしれませんが、
死者・行方不明者が200人に一人」などといった状況になってしまうと、
より軽度の私のような「半壊認定」程度の被災者は自分のことに追われて平時であれば当然行っている親類縁者へのさまざまな対応をとれなくなってしまいます。

逆に言えば、より重度の被災者の方々のところへは、義援金や臨時増税による支援の手が全国から差し伸べられるものの、
親類縁者からの心の面での支援は以前のお付き合い時と比べると届きにくくもなってしまうわけで、
重度の被災者と軽度の被災者との双方でこれまでとは違った次元での生活が始まることになるのです。

 

 

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