身をもって知った自主防災の大切さ

人口比で読む阪神・淡路大震災被害

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兵庫県と神戸市での被害状況

兵庫県の場合

阪神・淡路大震災について、兵庫県庁は、
兵庫県まとめの被害等の状況(リンク先:兵庫県関連リンク『阪神・淡路大震災の復旧・復興の状況について』1ページ目)」に、兵庫県の
死者・行方不明者を6,405人で
負傷者を40,092人(死者・行方不明・負傷者は46,497人)、
全壊した住宅を104,004棟で
全焼した建物を7,035棟
と記しており、
兵庫県まとめの市町被害数値(リンク先:兵庫県『阪神・淡路大震災の市町被害数値』)」に、神戸市の
死者・行方不明者を4,566人で
負傷者を14,678人(死者・行方不明・負傷者は19,244人)、
全壊した住宅を61,800棟
と記しています。

神戸市の場合

一方、神戸市役所は、
神戸市の被災状況等(リンク先:神戸市『阪神・淡路大震災 データから見る震災』)」に、神戸市の
死者・行方不明者を4,573人で
負傷者を14,678人、
全壊した建物を67,421棟で
全焼した建物を6,965棟
と記しており、
神戸市の被災状況等(リンク先:神戸市『阪神・淡路大震災の概要及び復興』)」に、神戸市の
死者・行方不明者を(自殺された方7名を含めた)4,573人で
負傷者を14,678人、
滅失した住宅戸数を79,283戸
と記しています。

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兵庫県と神戸市での避難状況

また、前出の
兵庫県まとめの被害等の状況(リンク先:兵庫県関連リンク『阪神・淡路大震災の復旧・復興の状況について』1ページ目)」は、集計上ピーク時となった1月23日の兵庫県の避難者数が316,678人、
神戸市の被災状況等(リンク先:神戸市『阪神・淡路大震災 データから見る震災』)」は、集計上ピーク時となった1月24日の神戸市の避難者数が236,899人、
神戸市の被災状況等(リンク先:神戸市『阪神・淡路大震災の概要及び復興』)」は、集計上ピーク時となった1月26日の神戸市の避難者数が236,636人、
と各々記しています。

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人口比で読むと驚くような数字に

兵庫県の場合

そこで、「阪神・淡路大震災直前(1995年1月1日)の兵庫県の推計人口(リンク先:兵庫県『阪神・淡路大震災の復旧・復興の状況について』7ページ目)」は5,526,689人で、 「神戸市の推計人口(リンク先:神戸市『統計でみるこうべ No.43』)」は1,520,365人でしたから、これらの数字を掛け合わせてみると、
兵庫県では
死者・行方不明者が863人に一人、
負傷者が138人に一人、
ピーク時避難者が17人に一人
となり、
戸建て住宅も集合住宅もある中での粗い計算ですけれども全壊住宅が53人に一棟
ということになります。

神戸市の場合

また、神戸市でも
死者・行方不明者が333人に一人、
負傷者が104人に一人、
ピーク時避難者が6人に一人
となり、
戸建て住宅も集合住宅もある中での粗い計算ですけれども全壊住宅が25人に一棟
ということになります。

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被災者の生活は違った次元へ移行

できる限りの自主防災対策を」のページにも記したように
私にとって「被災地としての神戸市」を訪れる機会は(1996年10月に)一度だけでしたので推測でものを言っているのではないかと心配ですが、
負傷された方の非常に多かった阪神・淡路大震災でしたから「死者・行方不明・負傷者数の人口比が兵庫県で119人に一人、神戸市で79人に一人」という事態は
私が経験した「東日本大震災での宮城県の死者・行方不明者が200人に一人」と同等あるいはそれ以上に厳しい状況で、
より軽度の被災者の方は自分のことに追われて平時であれば当然行っている親類縁者へのさまざまな対応をとれなくなってしまっていたものと考えています。

逆に言えば、より重度の被災者の方々のところへは、支援の手が全国から差し伸べられるものの、
親類縁者からの心の面での支援は以前のお付き合い時と比べると届きにくくもなってしまうわけで、
重度の被災者と軽度の被災者との双方でこれまでとは違った次元での生活が始まっていたのではないかと今にして思わされているところです。

 

 

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